2007年05月12日

はじめての出前コンサート in 盛岡

連休の旅行も兼ねて、盛岡に「出前コンサート」に行きました。

GWの盛岡は桜色に若葉色。やはらかにあをめる北上の柳色! 北上川に中津川。岩手公園。ゆっくりしていけば?といった雰囲気が、控えめにそこかしこに漂っている気がする。いいとこだなぁ。コンサートが始まるまで、そんなことを思いながら散策していた。

会場は岩手県公会堂。創建80年というレトロな造りの会場にぴっちり並んだ小さな座席は、昭和の日本人の体型に合わせて作られたんだろうか。ぎゅうぎゅうとお尻を詰め込みながら、みんなアッコちゃんの登場を待つ。

そして、開演のアナウンスからやや間があってアッコちゃんが出てきた。Gパンだ! 丈が短めのきれいめデニムに、半袖パフスリーブのカットソー。Aラインのシルエットで、スモックタイプのかぶるやつ。青?地に朱赤の花柄。足元は黒いサンダル。普段着ふうの格好が「出前」っぽい。

1曲目は「BAKABON」でスタート。ものすごくさりげない歌い出し。

アルバム『LOVE LIFE』(1991)に収録されてるこの曲の、両足で大地を踏みしめるみたいな力強い明るさも好きだけど、このコンサートの肩の力が抜けた「これでいいのだ」もアリだな。何より今日のこの街のこの天気に合っている。お城の跡の公園でお花見をしていた人たちののんびりした笑顔を思い出しながら、ふわふわしたいい気分になった。

●「ひとりぼっちはやめた
●「DAVID

てなことを思っていると、この2曲があとに続く。ああ、やっぱり盛岡をイメージした選曲なのかな。裏表のない、素直でやさしい曲。私がこの街に持った印象そのままだ。

●「大寒町

「こういう北の町にくると、こういう歌が歌いたくなります」とアッコちゃん。ファンの人からのメールで、しばらく歌ってなくて忘れ去っていたこの曲の存在を思い出したとか。

●「さようなら
●「いいこ いいこ

歌詞に「桜」の入った2曲。「いいこ いいこ」、CDで聞いてるときは、特にお気に入りというわけでもなかったのに、今回のコンサートではかなり印象に残っている。CDで聞くより説得力のある感じで歌の中身が伝わってきたというか。ピアノ伴奏の迫力のせい? それとも、客席に向かって惜しみなく注がれる、アッコちゃんの120%笑顔のせいか。

●「ニットキャップマン

盛岡にはこういうもの悲しい明るさが似合う。この曲の乾いたさびしさは、いつ聞いてもいいな。

●「グッドモーニング

この歌詞、このメロディーのぎゅっとした苦々しさは何!? 絶対くるりのカバーだろうなーと思ったら、やはりそうでした。アッコちゃんが演奏すると、苦いけど青くなく、乾いているトコロがさすがです。

●「ラーメンたべたい

力強い「ラーメン」。スープが黒そう。焦がししょうゆが入ってそう。京都にそういうラーメンがあるんです。

●「雷が鳴る前に

ガツンとしたラーメンのあとに、箸休めの一曲。イントロのピアノのメロディーの清涼感が好き。

●「誰がために

ごーんと重い曲。でも、アッコちゃんのピアノの強さが美しくて、お気に入りの曲。生で聞けてうれしいな。岩手公会堂の「南部魂の入ったピアノ」(アッコちゃん談)との相性も素晴らしい。

●「Night Train Home
●「SUPER FOLK SONG
●「ごはんができたよ

グランドピアノ「南部魂」号とアッコちゃんのパワーがさく裂。フォルテッシモ、フォルテッシモ、フォルテッシモ!おおーまだいきますか!!みたいな力強いタッチに魅せられました。「SUPER FOLK SONG」のあとの拍手、すごかった。私も息するの忘れてました。

アンコールは予想通り、次↓の2曲。でも絶対聞きたかった外せない2曲。満足!

●「Green Tea Farm
●「ひとつだけ

実はこれまで「出前コンサート」に行ったことなかった私。「さとがえるコンサート」などの全国ツアーが、あらかじめセレクトされた曲+その土地によってセレクトされた数曲で構成されるのに対して、「出前」は、その街にその季節に合った曲がオーダーメードで選ばれてるような気がしました。そして今回のコンサート、客席に向かって微笑みかけるアッコちゃんの笑顔が、見ていてどんどん大きくなるのがわかった。客席の笑顔に呼応してたんだと思う。私の隣の席の男性も、曲がすすむごとに拍手の本気度が上がっていってたもん。いいコンサートだった。出前コンサート追っかけ旅行、またやりたいな。


posted by かなへ at 19:48| Comment(51) | TrackBack(0) | ヤノアキコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月17日

行ってきました東京

あっという間に1週間以上が経ちました。12月8日金曜日午後7時、矢野顕子×上原ひろみピアノセッション@昭和女子大学人見記念講堂。関西からはせ参じました。行った甲斐大あり! 素敵なライブでした。

すでにいろいろな方が色んなところで感想を書いてらっしゃいますが、遅ればせながら私もレポートさせていただきます。

●2人の登場後、まずは上原さんのソロが4曲。

ちなみに、このライブでは2人の登場前と退場後、ステージにスクリーンが下りてきて、ニューヨークで撮ったインタビューを上映。私はそこで上原ひろみさんという人がどんな声でどんな喋り方をする人か初めて知りました。素直で性格よさそう〜。ひろみちゃんって呼んでもいいですか?という感じ。しかし、その可愛い女の子がピアノを弾いてるときにはとてつもない怪物に変貌するので、彼女の演奏中、私は硬直してしまいました。ガツン系のピアノ。黒い炎やらビーム光線やら、そよ風やら、鍵盤のすき間から色んなものをバンバン出しまくりながら弾く人です。自分のソロ演奏を終えると、「ひろみちゃん」の笑顔に戻った上原さんは「ボスの前座を務めさせてい
ただきました」…ってどんな前座やねん! こんなの先に演奏されて、アッコちゃんは大丈夫なのか!? と心配になったのでした。

上原さんは、アッコちゃんの代表作からは「ひとりぼっちはやめた」を演奏。キラキラ細やかな音。この曲の歌詞の冒頭に出てくる「雨があがった朝の光」を連想させる。あと、この歌詞の「楽しい気持ちを分けてあげる」というフレーズをとても丁寧な感じに演奏してくれて、ありがとう…と思いました。

そして、いよいよボス、ではなくて、アッコちゃんの出番。自らをカキフライ、上原さんを肉じゃがにたとえて観客を沸かせつつ、「テーブルに色んなおかずがあるほうがごはんがおいしいように、このライブでは色んな種類のピアノ演奏が聴けますよ」といったことを話しつつ演奏に入る。

●「中央線
上で引用した言葉の通りバラエティーを出すために、アッコちゃんは上原さんの濃い演奏にあえて淡い感じの曲をぶつけたのだろうか。風が運んできたみたいにパラン、パランとしたピアノ。でも少し弱い。

●「ばらの花
こちらもデリケートな感じ。でも、アッコちゃんの歌声、よく伸びている。

●「きよしちゃん
忌野清志郎さんのことを歌った新曲。私は今年さとがえるに行かなかったので(私のバカ…猛烈に悔やみ中)、初めて聞きました。この曲、キヨシローさんの曲のくせが少しだけ入ってる気がする(「いい歌だね」のところ)。惜しみなく力を込めて歌うアッコちゃん。かっこいい歌い方!

●「ごはんができたよ
あったまったところでこの曲。最高! 待ってましたこういうの! お客さんの拍手もどんどん大きくなっておりました。

いよいよここからが本番、二人のデュエット。

●「Children in Summer
私は今回のライブでこの曲が一番好きでした。上原さんの編曲で、太陽の日差しはギラギラと強く、ひまわりの花やお昼過ぎの短い影の色は、濃く鮮やかに。ひまわりはゴッホの油絵ばりにうねっていて、ちっとも牧歌的じゃない「なつやすみのこども」でしたが、それがよかった。

●「あんたがたアフロ
とアッコちゃんが呼んでいた曲。「あんたがたどこさ」と「アフロブルー」(誰の歌だっけ? 何とかモンゴメリー? MCで話題になっていたけど、忘れちゃいました…)という曲ををミックスした曲。

●「Living with You
ディズニー映画のような編曲にびっくり! 悪い魔法が解けて、王子様とお姫様が見つめあう場面とかで流れそうな、バラ色の甘さ。ベタなんだけどなかなか感動的な演奏で、これも好きでした。お風呂あがりのようにほこほこした。

●「Very Early
●「はこ
アッコちゃんはボーカルのみ。大人の夜…。

●「Deja vu
上原さんの曲をアッコちゃんが編曲。アッコちゃんはピアノとスキャットで。

●「ラーメンたべたい
アッコちゃんのライブで何度となく演奏されてきた人気のこの曲、でも、今までに聴いたことのない変わったアレンジ。この曲のラーメンはちぢれ麺? こんがらがった複雑な女心も連想させる。ついて行くのに必死という感じで夢中で聴きました。夢中で聴きすぎて細部の記憶が抜けております。

アンコール
●「そこのアイロンに告ぐ
生で聴けて感激。デッドヒートを繰り広げる2台の黒いスポーツカー。

●「Green Tea Farm
上原さんの曲にアッコちゃんがふるさとの母親(だと思うけど、違ってたらごめんなさい。歌詞を初めて聴いたので、記憶が曖昧)を思う歌。春の終わりの夜、遠くの人を思う感じ、繰り返される「ありがとう」という言葉の美しさ。静かであたたかい曲。本当はもっとたくさん、何なら一晩中2人の曲を聴いていたかったけど、いい締め方だったと思う。

この企画、来年も開催されるのかしら? 全国を巡ってほしいなぁ。
posted by かなへ at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ヤノアキコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月26日

行くわよ東京

随分ご無沙汰してしまっています。とはいえ、このブログは死んではおりませんので、悪しからず。

さて、12月8日開催のアッコちゃんと上原ひろみさんのコンサート、ネットにて予約しました。明日支払を済ませたいと思ってます。この日は何としても会社を休まなければ!!
posted by かなへ at 22:26| Comment(8) | TrackBack(0) | ヤノアキコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月02日

『いままでのやのあきこ』聴いてます

ずいぶん久しぶりの記事更新。というのも、ここしばらく音楽を聴いても頭(もしくは体)に入ってこず…。

でも、8月末に、アッコちゃんの音楽活動30周年を記念して出た『いままでのやのあきこ』は買いました。今も聴いてます。

これまでのアルバム・シングル盤の曲からアッコちゃんがセレクトした約30曲がCD2枚に収録+DVD1枚という構成。DVDはライブの様子が収録されているのかなーと思ったら違うのですね。プロモーションクリップがメインでした。

超主観による感想を以下に。

disc1の曲はどれも好き。でも、強いて挙げるなら、私の好きなアルバム『いろはにこんぺいとう』と『ただいま。』から2曲ずつ選ばれていたのが嬉しかった。「海と少年」もいいなぁ。「また会おね」も大好きな曲だけど、『グッド・イーブニング・トウキョウ』より『ごはんができたよ』バージョンのほうが私は好き…。今までのアルバムからまんべんなく選曲するためには仕方なかったのかな?

disc2は、「BAKABON」で始まってるところがいい! 『LOVE LIFE』も好きなアルバムです。「PRAYER」「All The Bones Are White」…この2曲は収録されて当然よね!と思っちゃう私。「あたしンち」が入ってるのも嬉しい。シングルでしか出てないのがずっと不満だったので。「N. Y. C.」は個人的にはあまり好きではないのですが、アッコちゃんにとっては思い入れのある曲なんだろうなと思う。固まってしまわないで、今までと違うことに果敢に挑戦する姿勢はカッコいい。

DVDは、プロモーションクリップって、歌い手の人が「演技」のようなものをしていて、それが照れくさくて仕方ない(例:「二人のハーモニー」)。そんな私は屈折しているのでしょうか? でも、DVDにある「ひとつだけ」は、なんと言うか、ピアノの音が、かまどで炊いたごはんみたい。お米が一粒一粒ピッと立っていて、口に入れるとふわーっといい香りがしてきそうな。

選曲は、全体のバランスを見てされたんでしょうか、バランスよくまとまっているけど、少々地味な気もしました。アッコちゃんの持ついい意味でのアクの強さが若干抑えられているような。「ト・キ・メ・キ」は? 「へこりぷたあ」や「クマ」は? 「ROSE GARDEN」は? 「GREENFIELDS」は? 「愛がなくちゃね」は? 『オーエス オーエス』や『GRANOLA』からは1曲も出ずですかい!? 今までに出たベスト盤に入ってる曲とはかぶらないように…といった配慮もあるのかもですね。

ファンの皆さんは、どんな風に聴かれたのでしょう?  

posted by かなへ at 21:24| Comment(10) | TrackBack(1) | ヤノアキコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月04日

矢野顕子版・アニマル・インデックス@

アッコちゃんの歌には様々な動物が登場します。生き物が大好きな私にとって、そのへんもかなりポイントが高い。そう言えば、アルバムのジャケット写真でもアッコちゃんが動物と撮った写真を結構見るような…。いったいどれだけ動物が登場するのでしょうか。以前から気になっていた疑問を確かめるべく、現在所有しているアルバムで早速試してみます。まずはアルバムのジャケット及び歌詞カードの写真・イラストから。

いろはにこんぺいとう』(1977)
プラスチックのイルカをガニマタでかつぐアッコちゃんがいかしてます。

ト・キ・メ・キ』(1978)
コロボックルで有名な佐藤さとる氏のイラスト。私は子供の頃、この人の絵は悲しげでこわくて苦手でした。彼特有の煮しめたような色調のせいかな。でも、今見ると、このジャケットかなり好きです。猫、犬、鳥、蛙、ちょうちょ、蛾、いもむし、きりん、象、カメムシ、しまうま、象、かたつむり、アリ、ゴキブリ、蚊、ふくろう…色んな生き物が描かれています。このアルバムのタイトルにもなっている名曲「ト・キ・メ・キ」の歌詞をヒントに描かれたのでしょうか。

ごはんができたよ』(1980)
歌詞カードの背表紙には、タヌキ(あらいぐま?)のしっぽをつけたアッコちゃんの後ろ姿。こちらもガニマタで写ってます。

愛がなくちゃね』(1982)
草をはむ大きな茶色の牛と和服姿のアッコちゃん。このジャケット写真、大好き。ちなみに歌詞カード中の写真では、2頭の象にはさまれて、これまた和服姿で写ってます。嬉しそう。

ELEPHANT HOTEL』(1994)
黒のラブラドル・レトリバーと一緒に。

Hitotsudake the very best of Akiko Yano』(1996)
初回限定の紙のパッケージには、うさぎ耳と鼻をつけたアッコちゃん。ガーリー。

Oui Oui』(1999)
こちらも初回限定の紙パッケージにアッコちゃんの愛猫タビとマイケルが。
歌詞カードには、アッコちゃんに抱きしめられたタビ、パッケージの裏側には、アッコちゃんにほおずりされて、何とも微妙な表情のマイケルの写真。猫独特の憎らしい表情が可愛い(マイケルは、アッコちゃんのオフィシャル・ページに掲載されている日記の最新記事にも写真で登場してますね)。カフェオレ色のCDレーベルにも2匹の写真。

ホントのきもち』(2004)と「PRESTO」(シングル版)(2006)
どちらもAtsuki Kikuchi氏(どういう漢字を書くのか未確認です。すいません)のイラスト。『ホントのきもち』は鳥、「PRESTO」は馬。『ホントのきもち』の鳥は「PRESTO」のビデオクリップにも登場。どちらも何を考えているのかが見えない、アンニュイな感じが魅力。

今回は、ジャケット+歌詞カード編。楽曲編もやりたいです。…動物の歌多いから、大変だろうなぁ(^^;)





posted by かなへ at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ヤノアキコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月23日

はなうたdeアッコちゃん

アッコちゃんの楽曲を愛する人たちに、前々から聞いてみたいなあと思っていたことがあります。ズバリ、よく口ずさむアッコちゃんの歌は何ですか? 私に関して言えば、必ずしも「一番好きな曲」が「一番よく歌う曲」ではないような。こんなベスト3になりました。

1あなたには言えない
(作詞:宮沢和史、矢野顕子 作曲:矢野顕子 『LOVE IS HERE』(1993)に収録)
 残業して、暗い道を一人で帰るとき、つい無意識に出てしまうのがこの歌。「こ〜の〜悲しみ、誰に〜伝えよう」。曲のテンポが、会社帰りの私の歩くテンポに合うんです。

2ふりむけばカエル
(作詞:糸井重里、作曲:矢野顕子 『GRANOLA』(1987)に収録)
 小さな失敗にしょんぼりしていると、「どうにかなるさ」と声をかけられ、振り向けばそれはカエルで、「カエルに言われちゃしょうがない」と笑いとばす…という歌詞。イライラorくよくよは、歌って笑っておいしいものを食べて飲んで忘れるのが一番だなあって思いますね。

…と、いくぶん悩み多そうなチョイスになっちゃいました(^_^;) 選ぶ歌に無意識が反映されるのでしょうか!? いやいや、歌いやすさって側面もあると思います。

明るい歌も歌いますよ。

3OH DAD
(作詞:菊池真美、矢野顕子 作曲:大貫妙子 『ELEPHANT HOTEL』(1994)に収録)
 私が歌うことのできる数少ない英語の歌。高校を卒業したての頃、頑張って(?)覚えました。ポイントは、何と言っても歌詞のわかりやすさです。英語を勉強して十数年が経ちますが、未だに英語の歌詞って難しいなあと思う私(とほほ)。主語は省略されてるし、倒置もあるし、「この理解でいいんだろうか?」と悩むこともしばしば。けど、この曲はメロディーも歌詞も素直で、すうっと入ってくる気持ちよさが好きです。

ちなみに高校生の頃に好んで口ずさんでいたのは「SUPER FOLK SONG」(作詞:糸井重里 作曲:矢野顕子 『SUPER FOLK SONG』(1992)に収録)と「釣りに行こう」(作詞・作曲:宮沢和史 『LOVE LIFE』(1991)収録)。物語を読んでいるような気分にさせられる歌ですよね。

というわけで、皆さんの鼻唄の定番もお聞かせいただけると嬉しいです♪
posted by かなへ at 22:06| Comment(4) | TrackBack(0) | ヤノアキコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月12日

ニューアルバムができたよ

アッコちゃんが素晴らしいニューアルバムを出しました!!
アルバム名は『はじめてのやのあきこ』。収録曲は7曲と少なめですが、そのうち6曲は、アッコちゃんがこれまでの名曲をゲストのミュージシャンの方々と一緒に歌うという企画。アッコちゃんはもちろんのこと、豪華ゲストの皆さんの軽々とした大物ぶりに度肝を抜かれる1枚です。何だかじっとしていられず、アルバムのレビューを書いてみることにしました。

1「自転車でおいで」 ゲスト:槙原敬之さん
アッコちゃんと佐野元春さんが歌ったこの曲が春風なら、この「自転車でおいで」は秋風のような感じ。出だしの和音が、アッコちゃんの歌には珍しい感じで、少し驚いた。淡いオレンジ色の音。またこの音が槙原さんの柔らかで幅のある声によく合うのだ。槙原敬之さんと言えば、彼が出したアルバムに収録されていた「ごはんができたよ」のカバーはほんとに良かった。炊きたてのご飯の白い湯気のような声。

2「中央線」 ゲスト:小田和正さん
今まで、小田和正さんの声は純度が高すぎる気がして、ちょっと近寄りがたく感じていた。
けれど、この曲を聴いて、まず最初になんて優しくギターを弾く人なんだろうとびっくりさせられた。イントロのピアノとギターの重なり、ほんとうに電車がガタゴト走る音みたいだった。電車の音に誘われて過去を思い返す場面が、映画のように立ち上がってきた。おまけに腰砕けになりそうなほど美しい、透明だけどつややかで丸い声。小田さん苦手なんて思ってごめんなさい。アッコちゃんがあなたと歌ったこの曲が、このアルバムでいちばん好きです。

3「PRESTO」 アッコちゃんソロ
アッコちゃんの純情をみごとに引き出した岸田繁さん(すごいよシゲルさん!)。シングル版の色んな音が入って瑞々しさ全開の「PRESTO」もいいけど、このピアノソロの、まだ誰にも知られていない生まれたての気持ちをこっそりいつくしむ感じも、違った瑞々しさがあって素敵。今さらながら、アッコちゃんのファンをやっていてお得な点は、1曲で何粒も美味しいところなんだよねえと改めて思った。

4「ごはんができたよ」 ゲスト:YUKIさん
全7曲のこのアルバムのちょうど真ん中にこの曲は置かれている。いい位置だなあと思う。男性ゲストとの共演、男性的な上原ひろみさんのピアノ、ほんの少しの緊張感とともに耳をすましてしまうアッコちゃんのソロの間に、ホイッと投げてよこされるかのようにこの曲が軽やかに飛び込んでくる。YUKIさんがアッコちゃんの曲をよく聴いてきた人なんだということは、この曲を聴くとよくわかる。アッコちゃんのリズムが、アッコちゃんの声の強弱が見事なくらい彼女に染み込んでいる。

5「架空の星座」 ゲスト:井上陽水さん
井上陽水さんの歌は、飄々としながらぬめりけがある。アッコちゃんの歌は、自由奔放かつエモーショナルなようでいて、いつもかすかに一点の乾きがある。ぬめりけと乾き、悠々と大人な二人の夢の競演。おおきなおおきな紺色の夜空。手足を投げ出して眠る、いいかんじに沈むベッド。

6「ひとつだけ」 ゲスト:忌野清志郎さん
今度のアルバムでアッコちゃんがキヨシローさんとこの曲を歌うと知ったとき、ぎゅんぎゅんロックしている「ひとつだけ」が聴けるのかと予想していたが、このアルバムに収められていたのは、テンポを落としてピアノ伴奏で歌われていたそれだった。この曲のメロディー(特に前奏)の美しさがよく伝わるテンポだと思う。すごい。たえず小刻みに揺れながら、歌の世界をまっすぐに伝えてくる清志郎さんの声が私は大好き。そして、この歌を歌っているときのアッコちゃんはやはり特別という気がする。

7「そこのアイロンに告ぐ」 ゲスト:上原ひろみさん
2台のピアノが2台のアイロンになって、アッという間にカンカンに温度を上げる。2台のピアノが黒い炎をあげ、私をペロリと呑み込む。2台の黒のスポーツカーになって、後ろからぐいぐいあおってくる。この曲からは何かが出ている。麻薬的な恐ろしい物質が。


ところで、今回のアルバムを聴いて、小学校のとき、音楽室のグランドピアノの中を覗き込んだことを思い出した。ピアノの音はガラスのようにキラキラしているのに、中には小さな長方形の木がいっぱい入っていることが驚きだった。しかし、今回このアルバムを聴いて、そのことに強く納得してしまった。ピアノの音に木のぬくもりがある。樽の匂いのしみこんだウイスキー味。ぬるめのお湯にゆっくりつかっているような。
posted by かなへ at 14:57| Comment(10) | TrackBack(1) | ヤノアキコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月12日

コンサートおよびライブ盤の招待

今回は、アッコちゃんのコンサートとコンサートのライブ盤について書きたいと思います。

アッコちゃんのコンサートは、ファンになってからのこの10年、大阪で行われるコンサートにほぼ毎年行っています(残念ながら今年は行けずバッド(下向き矢印)おかげでパンダのステージ衣装を見そびれましたもうやだ〜(悲しい顔))。で、ライブ盤のほうは、最近までスタジオ録音のアルバムを優先して集めてきたので、現在も全部持っているわけではありません。しかし、あるとき友人から『TWILIGHT〜the "LIVE" best of Akiko Yano〜』(2000)というアルバムを借り、アッコちゃんのコンサートのよさ、わくわく感が伝わってくるライブ盤の魅力に開眼しました。私にとってのアッコちゃんのコンサートのよさを一言で言うと、同じ曲を演奏するにしても、一回一回アプローチが違うところかな、と思います。

私が初めてアッコちゃんのコンサートに行ったのは、95年に出たアルバム『PIANO NIGHTLY』のコンサート。コンサートの日がくるまでに何百回と聴いた大好きなアルバムだったので、イントロを少し聴けば、どの曲か認識できる自信はありありでした(そんなものはなくてもいい?)。しかし、始まってみると、みごとに予想は裏切られまくり。ファン歴が10年を越えた今でもそうです。アッコちゃんのコンサートでイントロから曲目を当てようとしては、未だによく間違えます。アルバム通りに演奏されることがほとんどないからです。

その後、アッコちゃん以外のミュージシャンのコンサートにも何度か行きましたが、いちばん驚いたのが「すごい、CDと同じ演奏をしてる!!」ということ。アッコちゃんのコンサートでは、まず見られない現象です。彼女の演奏は猫の目のように、なまものであるかのように変化する。だから、CDで聴いているときには印象に残らなかった曲が、コンサートでは立体的に迫ってきて、涙してしまうこともしばしば。コンサートで「ああ、こういう歌だったのか」と再発見することは結構あります。そんなわけで、アッコちゃんを始めた方々にオススメしたいのは、毎年12月に催される「さとがえるコンサート」に行くこと、そしてライブ盤を聴いてみることでしょうか。

ちなみに、アッコちゃんのライブ盤としては以下のアルバムが挙げられます。スタジオ録音がメインのアルバムの中に、ライブから録った曲も収録しているというアルバムもありますが、それらは除いて考えています。私もがんばって全部揃えたいな。

長月神無月』(1976)
→わらべ歌などからなる渋い一枚。そば茶味。
東京は夜の7時』(1979)
→カッコいいの一言に尽きます。ウイスキーかラム酒のソーダ割り味。バックバンドが豪華です(YMOの3人など。コーラスには山下達郎さんと吉田美奈子さん)。
グッド・イーブニング・トウキョウ』(1988)
→すいません、持ってません。
出前コンサート』(1994)
→すいません、持ってません。
TWILIGHT〜the "LIVE" best of Akiko Yano〜』(2000)
→この中に収録されている「愛がなくちゃね」が大好きです。全体的に明るい色調。サングリア味。
LIVE BEAUTIFUL SONGS』(2000)
→大貫妙子さん、奥田民生さん、鈴木慶一さん、宮沢和史さんとやったコンサートのライ盤。大好きな仲間たちと楽しんでやっている感じがいいです。パナシェ味。
posted by かなへ at 19:17| Comment(2) | TrackBack(0) | ヤノアキコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月04日

アッコちゃんを始めた人たち

このブログを始めて一ヶ月が経ちました。嬉しかったことのひとつは、ブログを見てくれた知人の何人かに「矢野顕子の曲を聴いてみたくなった」と言われたこと。実際私がCDを貸してあげた人もいれば、自ら図書館に出向いて借りてきてくれた人も。

というわけで、現在私の周りには、アッコちゃんを始めた人が男女二名ずついます。たまたまなんでしょうが、男性にはポップ系、女性にはピアノ系が人気なもようです。

あと、「これって矢野顕子の曲やったんや!」という反応もいくつか耳にしました。「春咲小紅」とか「二人のハーモニー」とか。アッコちゃんを始めた頃、私にも同じ経験があったなあ。CMで聴いたことのある曲が多いことに驚きました。「花のように」(「原宿で、青山で、○○コーヒー飲みませう」とかいうやつ。商品名の部分は忘れた)とか「CALLING YOU」(電話の歌なので、NTTのCMでした)とか。他には、NHKの『みんなの歌』で聴いた「私のにゃんこ」もアッコちゃんの歌だったとは。意外に色んなところで耳にしているアッコちゃんの歌なのです。

ここで、アッコちゃんを始めた方々から聞いた感想をいくつか紹介します。
「テレビのCMで耳にする限り、可愛い印象だったけど、CDを聴いてかっこいい人なんだって知った」
CMでカッコいいアッコちゃんを知るチャンスは少ないですよね。またCD貸すよ。かっこいいやつ。
「こんなにピアノが弾けたら気持ちいいやろうなあ。『椰子の実』はびっくり。原曲は太平洋のイメージやけど、この曲には太平洋じゃないもん」
アッコちゃんの「椰子の実」を聴いた頃、実は原曲を知らなかった私。のちに原曲を知り、みんながびっくらこいていたわけを理解したのでした。 
「『ラーメンたべたい』の奥深さは、まだ俺にはわからない」
そうでしょうとも、まだわからないはずです。アッコちゃんの曲の多くは一見明るいので、私も最初はフンフンと気持ちよく聞き流しています。何度か聴いているうちに「あれ、これってさあ…」みたいな感じになる。そこが楽しいなあと思うわけです。
「『春咲小紅』、昔、歌ってる人も曲名も知らんまま気に入って、よく歌ってたわ。『ほーら春先神戸に〜♪』って」
なるほど、確かに音は合ってますよねたらーっ(汗)

春咲小紅」:アルバム『ただいま』(1981)、『Hitosudake The Very Best of Akiko Yano』(1996)に収録
二人のハーモニー」:アルバム『Hitotsudake The Very Best of Akiko Yano』に収録
花のように」:アルバム『GRANOLA』(1989)に収録
CALLING YOU」:アルバム『LOVE IS HERE』(1993)に収録
私のにゃんこ」:アルバム『愛がたりない』(1995)に収録
椰子の実」:アルバム『PIANO NIGHTLY』(1995)、『ピヤノアキコ。〜the best of piano solo songs〜』(2003)に収録
ラーメンたべたい」:アルバム『オーエス オーエス』(1986)、『HOME MUSIC II』(1989)、『Hitosudake The Very Best of Akiko Yano』に収録

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2006年01月29日

She Drives 〜アッコちゃんのクルマの歌〜

私は運転免許を持ってません。交通事故を起こすのが恐ろしいことと、鈍さにおいて右に出る者はいないであろう私が運転したら、必ず事故になるという確信に似た不安を拭い去れないからです。かように何とも情けない私ではありますが、アッコちゃんの曲で歌われる車には、強い憧れを抱いています。行きたいところを自分の意志で選び、誰にも邪魔されずひとり気ままに走る、そういう独立した感じにほれぼれするからです。アッコちゃんのdrive songsには、渋滞に苛立つさまも、目の前をヨロヨロと左右しながら走り、追い越そうにも追い越せない原付を歯がゆく思うさまも、前方の軽自動車の後ろの窓に仰々しく飾られたハワイのレイみたいなのについて疑問に思うさまも、そんなものは描かれていない。あるのは自由と、自分のしていることに責任を持っている人が持つほんの少しの緊張感。その感じが好きなのです。で、一度、彼女が歌った車の歌を探してみようと考えました。私が見つけたのはこれだけです(他にもご存知の方はご一報を)。

・「SHE DRIVES」(作詞・作曲:矢野顕子 アルバム『GO GIRL』(1999)に収録)
・「GO GIRL」(作詞・作曲:矢野顕子 アルバム『GO GIRL』に収録)
・「赤いクーペ」(作詞:谷川俊太郎 作曲:小室等 アルバム『Home Girl Journey』(2000)に収録)
・「海辺のワインディング・ロード」(作詞・作曲:忌野清志郎 アルバム『Home Girl Journey』に収録)
・「さすらい」(作詞・作曲:奥田民生 アルバム『Home Girl Journey』に収録)
・「トランスワールド」(作詞・作曲:奥田民生 英語詞:矢野顕子 アルバム『reverb』(2002)に収録)

海辺のワインディング・ロード」は、もしかして、ふたりが乗ってるのはオートバイ? という気もしなくはないのですが、一応載せました。「さすらい」は、奥田民生さんの原曲を聴いてると、鈍行列車の気ままな旅というイメージなのですが(歌詞にも「終列車」と出てくるし)、アッコちゃんのは車でさっそうと走るイメージです。アルバムの歌詞カードに掲載されている、アッコちゃん本人による解説に、民生氏の原曲に影響を受け、「Gas Pedal(アクセル)をぐーんと踏んで出かけていった」といった記述があるので、それを読んだせいかもしれません。

こうして数えてみると、思ったほど多くなかったのが意外でした。それに、最近出たアルバムに集中していることも、新たな発見。NYに移住してから、よく車に乗るようになったのかな?? 上述したような、日本で車を運転する際に頻発するプチストレスの溜まりそうなシチュエーションが匂ってこないのは、そのせいかもしれないですね(ていうか、そういうのは歌にならない!?)。

アッコちゃんと車といえば、以前、BS放送で彼女のドキュメンタリー番組が放映されていて(『輝く女』という題名のやつ)、その中で彼女が車を運転してニューヨーク郊外にあるスタジオに行く場面がありました。番組前半部分の、NYの街をがしがし歩き回り、日用品を買いまくるアッコちゃんも素敵でしたが、あの運転の場面が忘れられない私です。



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2006年01月10日

マイ・ファースト・やのあきこ

 何日か前、「アッコちゃんを始める人のために」と銘打ち、矢野顕子さんの曲を聴いたことがない人におすすめしたい曲とアルバムを紹介しました。
 かく言う私は何からアッコちゃんを始めたのか。今回はそれについて書きたいと思います。

 最初に買ったアルバムは『Welcome Back』(1989)、高校生のときでした。
 当時聴いていた音楽ではもの足りず、かと言って田舎の我が家はFMラジオが聴けない環境、聴きたい音楽とどのように出会えばよいかわからず試行錯誤していた頃、雑誌で「矢野顕子という人がすごい」という情報を見つけました。というわけで、まずは上記のアルバムを入手。これを選んだ理由は、私が行った中古CD屋にこれしか置いてなかったからです。
 最初に聴いた感想…「何だこれ!?」。流行りの曲しか聴いてこなかった当時のキャパシティーでは、…何でこのCDは、童謡のCDでもないのに「ぶどうのぶーちゃん ぶどうかい…」(「みのりのあきですよ」作詞:糸井重里、作曲:矢野顕子)なんて歌詞で始まる歌が入ってるんだ?? と目を丸くするばかりでした。大人が楽しむ音楽と、子供が楽しむ音楽は、ぱっかり分かれてるんだと信じていた頃のことです。一見オンナコドモ向けと見せかけ、しっかり飲むとしっかり酔うヨギー系のカクテル味。初めてのアッコちゃんは、ピンと来ない印象でした。ただ、冒頭の「"It's For You"」(作曲:Pat Metheny、Lyle Mays)とラストの「Little Girl, Giant Heart」(作曲:矢野顕子、窪田晴男)は、「今までに出会ったことない美しい音楽だ」というはっきりとした感想を持ちました。今でも大大好きな2曲です。

 その後仲良くなった友達から借りたアルバム『ただいま』(1981)も、同じような感想(偶然にも、最初に聞いた二枚のアルバムが、「おかえり」と「ただいま」になってるとう…)。子供が作った詩にアッコちゃんが曲を付けた「たいようのおなら」(作詞:にしづかえみこ他、作曲:矢野顕子)、感想:「カラオケで歌えねーよ!」…わかりやすいメロディーがない歌への驚き。しかし、その中で辛うじて「カラオケで歌えそう」な(…カラオケに入っていればの話ですが)「ただいま」、「春咲小紅」(どちらも作詞:糸井重里、作曲:矢野顕子)は、よく耳にする流行の歌より、ずっといかしてると感じました。何年か漬けてある、さらりとしてないあまく香る梅酒といった印象のアルバムです。

 運命の出会いは、その後にやって来ました。「矢野顕子は私には早すぎるかも」と言う私に、別の友人が『LOVE LIFE』(1991)を貸してくれました。これまでに聴いた二枚とは違う、はっきりとした手ごたえ。スコーンと明るい「BAKABON」(作詞・作曲:矢野顕子)で始まり、しっとりと内省的な「LOVE LIFE」(作詞・作曲:矢野顕子)で終わる。よく晴れた一日のようなアルバムです。シャッフルせずに聴くことをおすすめします。砂糖控え目のホットミルクティー味。
 ジャケットは、白い背景のやや左側に、和服姿のアッコちゃんが、穏やかな(あるいは不敵な?)微笑みを浮かべて立ってる写真。今まで出ているアルバムの中で、私はこのジャケットが一番好きです。この『LOVE LIFE』が、現在にいたる私の音楽の好みを決定づけたような。その意味で、ホントのマイ・ファーストアッコちゃんはこのアルバムかなと思っています。

 今回長くてすいません…。
posted by かなへ at 22:07| Comment(4) | TrackBack(0) | ヤノアキコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月05日

アッコちゃんを始める人のために〈楽曲編〉

本当は、〈アルバム編〉の前にこちらを入れるはずが、誤って削除してしまいました。トホホ。

考えてみたら、当ブログをご覧いただいている方の中には、矢野顕子さんの曲を聴いたことない方もいらっしゃるのかもしれません。ブログ開設、まだ友達にしか知らせてないもんね。ブログ名にヤノアキコンサルタントと冠した以上、やはり矢野顕子さんのおすすめの曲・アルバムをご紹介せねばなりますまい。

かなへ的おすすめの曲
1「電話線」 2「すばらしい日々
1はアッコちゃんのオリジナル曲で、デビュー時から、何度も歌われてきています。アッコちゃんも、自分で作っておきながら「難しい曲です」と言ってます(CDの歌詞カードで見たのか、コンサートのパンフで見たのか。…すいません、出典不明です)。バンド演奏バージョンは、アルバム『JAPANESE GIRL』(1976)、『Hitotsudake The Very Best of Akiko Yano』(1996)に、ピアノ弾き語りバージョンは『ピヤノアキコ。〜the best of piano solo songs〜』(2003)に収録されています。

2はユニコーンの名曲で、作詞作曲とも奥田民生氏。バンド演奏バージョンはアルバム『ELEPHANT HOTEL』(1994)に、ピアノ弾き語りは『Hitotudake The Very Best of Akiko Yano』に収録されています。

どちらもオススメはピアノバージョンかな。2曲のピアノバージョンは、昔1枚のシングル版で発売されていて、それを聞いたとき「この人を好きでよかった」と思いました。「奔流」ってな言葉が似合う歌いっぷり、ピアノっぷり。アッコちゃんのかっこいいところがよく出てる2曲だと思います。
posted by かなへ at 22:36| Comment(4) | TrackBack(0) | ヤノアキコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アッコちゃんを始める人のために〈アルバム編〉

かなへ的おすすめのアルバム
Hitotsudake the very best of Akiko Yano』(1996)
 上に挙げた二曲の他、「ひとつだけ」、「ラーメン食べたい」(以下「ラーメン」)、「David」(ドラマ『やっぱり猫が好き』の主題歌でした)など、ヒット曲も収録されてます。あと、ピアノ弾き語りモノとバンドもの両方が入っている点でもお得です。
 「ひとつだけ」と「ラーメン」はこのアルバムのための新録で、速めのテンポでアレンジされてます。どちらの曲も、色んなアルバムに収録されてますが、私は両方ともこのテイクが一番好きです。
 全体的に都会的な仕上がりで、キチッと冷えたフルーツ味のカクテル(安い居酒屋で、ジョッキで出てくるやつじゃないよ)とか、フレーバーティー(葉っぱから出したやつね)のような味わいがあります。

1『Super Folk Song』(1992) 2『PIANO NIGHTLY』(1995) 3『Home Girl Journey』(2000)
 ピアノ弾き語り御三家(と勝手に呼んでみた)。今までCDを貸してきた友人の間で根強い人気のある三枚です。どれもカバー曲が中心で、その中にアッコちゃんのオリジナル曲が1、2曲入っているという構成。1では佐野元春さんの「SOMEDAY」、山下達郎さんの「スプリンクラー」、2ではTHE BOOMの「虹が出たなら」、唱歌「椰子の実」、3ではSMAPの「しようよ」、槙原敬之さんの「雷が鳴る前に」、オリジナルラブの「夢を見る人」なんかが収録されています。
 イメージとしては、『Super Folk Song』がフルーティーな白ワイン、『PIANO NIGHTLY』が玉露またはブランデー、『Home Girl Journey』がひきたてのコーヒーといった感じです(伝わるのかコレで…)。

 ピアノ弾き語りモノだけ集めたベストアルバムもあります。その名も『ピヤノアキコ。〜the best of solo piano songs〜』(2003)。上の3つからより抜きしたのがメインで、プラス新録2曲、昔のライブから録ったの1曲という構成です。のびやかな曲、情感たっぷりの曲、抑制して丁寧に歌われた曲などが1枚のCDに喧嘩せず収まった憎い選曲です。ちなみに今年の私はコレを聴いて年を越しました。家族が寝静まった夜に聴いてると、演奏するアッコちゃんの緊張感とか息づかいが聞こえてくるような。コレは、グラス一杯の美味しい水のイメージです。
posted by かなへ at 22:11| Comment(2) | TrackBack(1) | ヤノアキコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月04日

はじめのごあいさつ

アッコちゃんの歌は

食べ物の歌と動物の歌が多い。
登場する女性が(男性もかな)、かわいくて、強くて、カッコ悪いところもあって健気である。
ピアノが美しい。
表情がゆたか。
歌詞に希望がある。

どれだけ言っても届かない気がする。でも。

10年以上かけて聴き込んだ歌の数々に、私なりの言葉を与えてみたくなった。

読んでくれた人が、また自分自身の思いを言葉にするきっかけになれば、これ以上の喜びはありません。
posted by かなへ at 01:11| Comment(6) | TrackBack(0) | ヤノアキコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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