以前はどちらかというと、食べることは苦手分野だった。小食で味オンチで。
学生時代、映画に関するフリーペーパーの編集に携わっていたとき、「食についての映画特集」の号で映画評を書くことになった。執筆者一人につき一本、特集テーマに合った作品を選んで書いたのだが、何と5人の執筆者中、私を含む3人が「人肉」を扱った映画を選んできた(『301・302』、『デリカテッセン』、『コックと泥棒、その妻と愛人』…ちなみに残る2本は『タンポポ』と『バグダッド・カフェ』だった)。食べることにさしたる関心を持たなかった当時、それらのチョイスにあまり疑問を感じなかったのだが、今思えば、うーん、もうちょっと何とかできなかったのか…。人肉3+コーヒー1+ラーメン1の「食べ物特集」って一体…。
変わり目は、自分でゴハンを作るようになってから…いや、自分が作った料理がおいしいと思えるようになってから、だと思う。
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山原雄山 「不味しんぼ」第34巻(佐渡出版)
そうだねぇ。強引な特集だったかなぁ。
デザートもお付けしましょうか。
(そんな問題じゃないか)
MISUさんは『バグダッド・カフェ』で書いたんでしたね。あの奇妙な食べ物特集は、売り上げとか人気を気にせず自由に書けた、という学生ならではの贅沢さがあって、あれはあれでいい思い出です。
食べる楽しみについて書くための語彙や表現力を持たなかった私自身にたいする反省を込めて、「もうちょっと何とかならなかったのか」なんですが。
また映画観に行きたいなあ。
「佐渡出版」また登場するかもよ。ふふふ
映画見にいきたいなね!学生のときと違うのはビールを飲みながら見る機会も少しずつ増えているかな。
悲しい内容の映画だと酔っ払って号泣してしまうのだが、映画館を出るとなぜあそこまで号泣したのかが、さっぱりわからないんだよね。
GJでグッジョブか。初めて見ました。私も使わせてください。